青山パン祭りなどを運営する、世界一パンを愛する研究ラボ「BREAD LAB」。COMMUNE 246にあるワークスペース「みどり荘2」のクリエイターも参加しています。「本当のパンの本」をつくりたい。青山パン祭りからさらに発展し、彼女たちが「パン好きによるパン好きのための本」の出版プロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングも実行中です!
Photography: Kaori Nishida, Shin Hamada
BREAD LAB
世界一パンを愛する研究ラボ。青山パン祭りを青山・国連大学のファーマーズマーケットで立ち上げ、運営している。「パンが好き」を共通項に、編集者・デザイナー・ライター・パン屋さん・フーディー…様々な職種の人たちが、垣根を越えて、活動している。

「美味しいパンがあることはもちろん大切ですが、『良いパン屋さん』はそれだけで創られるものではありません」
青山ファーマーズ・マーケットで年に数回、全国のパンの名店が集う「青山パン祭り」。日本最大級のパンの祭典を運営するのが「BREAD LAB」です。みどり荘のメンバーであるパンを愛するクリエイターも参加しています。
パン好きが高じて何百軒ものパン屋を訪ねたチーフディレクターの入江さん。しかし「また行きたい」と心が弾むパン屋さんは意外にも少ないのだといいます。
「心に残るパン屋さんの味」を多くの人に伝えたいと思いました。
                    パン生地は手で捏ねます。人の手にはたくさんの菌がすみついていて、その手で直接生地を触ることで唯一無二の発酵がおこり、掌(てのひら)を通して作り手の想いまでもがパンに染みこむ気がしています。これこそが「記憶に残るパンの味」の秘密ではないかと思うのです。美味しいパンは、作り手の強い想いと信念なしには生まれないと思うのです。
                    ― 入江葵(BREAD LAB チーフディレクター)
                    クラウドファンディングサイトより
                  

だからこそ「発酵」に焦点を当て、はじまった「CRAFT BAKERIES」出版プロジェクト。日本中のパンを愛する人たちにも一緒に参加してもらえたら、プロジェクトはもっと豊かに「発酵」するのではないか。そうやって、全国のパンを愛する人々も巻き込んだクラウドファンディングが始まりました。
パンを並べたり、パン屋さんが載っているだけではない、パンや発酵を探求する一冊をつくっているところ。そして、もちろんパン屋さんも掲載するのですが、それはすべて「良いパン屋」を。
信念とこだわり、そして幸せに満ちた、素敵なパン屋さんの根底にあるのは何なのか。
本づくりのためのクラウドファンディングも残り数日。みなさま、ぜひご協力ください!
『CRAFT BAKERIES』
                  パンの探求 小麦の冒険 発酵の不思議
                  
                  クラウドファンディング(11/16まで)
                  本をつくるためのクラウドファンディングを実行中。Bread Labメンバーが選ぶパンナイフやバケットバック、青山パン祭りの優先案内チケット、出版記念イベントへの招待など、魅力的なリターンが満載です。
                  
予定コンテンツ
                  ・日本のクラフトベーカリー/世界のクラフトベーカリー
                  (お店の場所などでカテゴライズするのではなく、「小麦にこだわる」「酵母にこだわる」など、お店の特徴によって切り口を変えて紹介していきます)
                  ・世界のパン事情
                  ・素材(小麦粉、酵母を中心に、パンの味を左右する素材を追いかける)
                  ・発酵とは何か? (パンだけでなく食文化に深く関わる発酵の不思議)
掲載店舗
                  naya/ベッカライ ビオブロート/宗像堂/cimai/ルヴァン/Paradise Alley/Ploughmans Lunch Bakery/Boulangerie Pain Pepin/三浦パン屋 充麦/粉花…など国内外から多数
発行予定日: 2015年11月22日(土)

